小地域ネットワーク活動って…?
小地域ネットワーク活動は何か特別なことをするのではなく、「お隣は一人暮らしだけど、何か困っていないかな?」「新聞がポストに入ったままだけど、どうしたのかな?」など、 地域住民のみなさんが日常生活の中で少しずつ、地域で孤立しがちな方に関心をよせていただき、その少しずつの関心を校区福祉委員が集めて、 必要な時に関係機関やサービスにつなげる支援や、家に閉じこもりがちにならないように外出の機会を作っていく活動です。
●見守り・声かけ訪問活動
日常生活の中で、要援護者への直接的な声かけや、郵便や新聞が溜まっていないか、洗濯ものがずっとほしたままになっていないか等の見守りを実施、要介護者のニーズ把握や問題の早期発見等、状況把握を行い、必要ならば各機関へつなげます。
【効果】
「常に自分の身を案じてくれている人が地域にいる」という安心感をもたらし、地域社会からの孤立を防ぐことができます。
また、ニーズ把握や情報提供、制度・サービスの活用促進により、支援体制を整えたり、問題の早期発見を行うことで、問題が深刻化するのを未然に防ぐことができます。
●いきいきサロン活動
自治会館や集会所、公園など、身近な場所での茶話会により、家に閉じこもりがちな人に外出の機会と、人とのふれあう機会を設けます。
【効果】
外出や人とふれあうことで、心身がリフレッシュされ、寝たきりなどを防止することができます。
●ふれあい食事サービス
自治会館や集会所などの身近な場所での食事会により、家に閉じこもりがちな人に外出の機会や人とふれあう機会を設け、また、簡素になりがちな高齢者などのバランスの取れた食事を提供します。
【効果】
人との会話の中での食事を楽しむことで、心身がリフレッシュされ、寝たきりなどを予防でき、また食事(栄養管理)の大切さを理解してもらうことができます。
●世代間交流活動
小学校や広場などで、祭りやスポーツ・イベントなどを通して、子どもから高齢者までの交流の場を設けます。
【効果】
世代を越えた地域の輪をつくることができ、また、昔遊びの伝承や地域の歴史の話などを高齢者に話してもらうことで生きがいづくりに繋がります。
●子育てサロン活動
自治会館などの身近な場所で、0歳から3歳児ぐらいまでの子どもを育児中の親と子どもが一緒に気軽に足を運べる場所に設けています。
【効果】
育児についての悩みや不安をかかえている親たちの意見・情報交換の場になり、育児不安や育児ストレスの解消、また、保育園や幼稚園に入るまでの子どもと親それぞれで友だちづくりができます。
小地域ネットワーク推進委員会の設置
「門真市域において校区福祉委員会が様々な団体と連結して小地域ネットワーク活動推進していくこと」を目的として、定期的に会議を設けています。